富士山は伊豆半島の衝突で生成した?
富士山の成因をプレートテクトニクスで説明すると
富士山はどのようなメカニズムで作られたのだろうか。全てを焼き尽くす赤熱の溶岩や火山弾、火山灰などは、地下のどの辺りからどのような力によって供給されてくるのだろうか。これについてはいろいろな説が出されている。この中から、近年特に脚光を浴びているプレートテクトニクスの考え方をもとにして、富士山誕生の謎に迫ってみた。
☆プレートとは何だろう…地球の表面は何枚かのプレート(岩板)に分かれていて、このプレートに載っている大陸や海洋底(海の底)は、プレートの下にあるマントルの動き(マントル対流)に乗って、海嶺から海溝に向かって1年間に1〜10pほどの速さで移動している。
☆プレートの動きで火山ができるのは、なぜだろうか…海嶺で作られた海のプレートは海溝で地球の内部に沈み込んでいく。この時、押し寄せる海のプレートの圧力で陸のプレートには、大きな圧力やひずみが蓄えられる。この力が地下の岩石を溶かし、マグマ(岩しょう)を作り出す。このマグマ内部の圧力が高まって、マグマが地表に噴き出したものが火山の噴火であり、同時に岩石に蓄えられたひずみが限界点を超えると、周囲の岩石を押しつぶして巨大地震を引き起こす力にもなる。
☆富士山の形成は…伊豆半島はフィリピン海プレートという海のプレートに載ってフィリピン沖から北上し、本州を載せているアジアプレートに衝突した。この衝突によって出来た火山が箱根や富士であり、伊豆半島の本州への衝突は今も激しく続いている。そのため、この2つのプレートの間には大きなひずみが今も蓄積され続けており、この付近(駿河湾)を震源とする巨大地震の発生も懸念されている。富士山の地下では今もマグマの生成が行われている。
お宅では
地震の対策考えてありますか
日本海中部地震をかえりみて
5月26日に秋田沖を震源として発生したM(マグニチュード)7.7の巨大地震は、津波という予想を超えた形となって日本海沿岸を襲い、100人近い死者を出してしまった。私たちの住む山梨県東部地域は、東海地震が発生した際には、非常に強いゆれに襲われるとして、地震災害の強化指定地域にもなっており、自主防災組織や防災無線なども整備されている。しかし、いざという時に本当に役に立つか否かは、はなはだ疑問。「自分の身は自分で守る」を基本にして、もう一度我が家での地震対策を見直してみよう。