捨てればゴミ,活かせば資源
     紙パックを考えよう
                 …紙パックのリサイクル運動を起こそう

 昼食後,校内を歩いてみると,あちこちに捨てられている弁当やパンの容器や袋に混ざって,ジュースや清涼飲料水の紙パックが数多く散らかっているのが目に付く。各教室のゴミ箱も,これらのゴミで溢れるばかりの状態になっている。ゴミ箱以外の場所にこれらのゴミを捨てて平気でいられる常識の無い者は問題外としても,ゴミ箱に捨てられ,放課後には焼却炉に運ばれて灰に変えられてしまう多量の紙パック,大変に良質なパルプから出来ているこれらの紙パックを,このまま捨ててしまって良いものだろうか。
 君達でも容易に出来る地球環境を守るための具体的な取り組みの一つとして,甲府市でも7月から取り組み始めた紙パックの回収再利用活動を,西高でも組織的に取り組めないものだろうか。いくつかの高校や大学で始まりつつある「紙パックのリサイクル運動」の実際と問題点を追ってみた。

 西高で1日にどれくらいの紙パックが捨てられているのだろうか。販売しているおばちゃんによれば,普通の日で 200個,ちょっと暑い日だと 300個くらい紙パックに入った飲料類が売れると言う。これに自動販売機で売っている物を加えると,毎日膨大な数の紙パックが灰になっていることになる。牛乳やジュース類の紙パックに使われている紙は,再生したパルプを全く使わない,高品質のバージンパルプだけから出来ており,60㎏の紙(1ℓの牛乳パックで1800枚:西高で捨てられる紙パックの約10日分)を作るためには,樹齢20~30年の木
(高さ8m,直径16㎝)が1本必要になる。この紙を全て再生してトイレットペーパーを作ると, 300~ 400個も作ることができる。

 化学の自習時間に「海はひそやかに警告する」と言うビデオを見た人の多くが,感想として「海がひどく汚染されていると言う実態を知っても,それがいけないことだと分かっていても,私には何も出来ない」と言う意見を書いていた。でも,地球の環境を守るために,私達は何も出来ないのだろうか。今日飲んだ1個の紙パックを捨てないでリサイクルすれば,その事で貴重な森林資源が守られ,地球の砂漠化を防いだり,二酸化炭素の増加を食い止めて地球の温暖化を防ぐ事にだってつながっている。
 
 このような紙パックのリサイクル運動は,今から6年前に「たんぽぽ」と言う大月市の主婦グループの運動から全国に拡がっていったものだ。しかし,再生するには新しく作るより費用がかかるとか,再生するためには集めた紙パックをきれいに洗って乾燥し,表面にコーティングしてある防水用のラミネート膜をはがさなければならなかったり,アルミハクがコーティングしてあるものは再生出来ないので除かなければならないなど,手数がかかるため,二の足を踏んでしまう人が多いのも事実だ。
 毎日のように報道される地球環境の危機に少しでも心を痛めたことのある君,西高に散らばっている紙パックをリサイクル運動を一緒に展開しませんか。そして,この運動をさらに進めて,西高を君達の家にある紙パックをリサイクルするためのステ-ションにしていきませんか。そんな気持ちのある君,大久保まで声をかけて下さい。待っています。


今年は大発生 
  カブトエビを見ましたか?
               …たんぼの水路「そ~とのぞいて見てごらん

 鳳凰祭の中日,学校周辺の巡回に出掛けた折りにプールの西側に残っているたんぼの水路で,オタマジャクシとはチョッピリ違う奇妙な形をした生き物が泳いでいるのを見つけた。
 どこかで見たことがあるやつだなぁ~と,一生懸命に思い出してみると,確か僕が西高に転任してきた年にテレビのローカルニュースで見たことがあった「カブトエビ」だと気がついた。
 図鑑には,カブトエビは甲殻類の一種で体の大きさは 2~ 3㎝,ミジンコの仲間で, 6~ 7月にかけて水たまりや水田に急に大発生し,直ぐに死んでしまう。毎年同じ場所に発生することは少なく,時々大発生する。体の形がカブトガニに似ていて,エビの感じがするのでカブトエビと呼ばれている。と説明されていた。なるほど,去年も一昨年も余り姿を見なかったのは,そのためだったのかと改めて納得してしまった。
ドクダミ (毒痛み)  Hottuynia cordata  [どくだみ科]
 南館と北館とを結ぶ通路の脇に並ぶ沈丁花の植え込みの下に,白い花をつけたこの草を数株見つけた。
 4枚の白い花弁に見えるものは総包片で,ここから伸びている花軸の回りに淡黄色の小花をたくさんつける。
 昔から民間薬として良く使われ,毒にも痛みにも良く効くところからドクダミと言う名がついた。

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