見上げてごらん周囲の山を
             …知っていますか,盆地を囲む山々の名前

 校庭に立って,ぐるりと一回りしてみよう。君の視界の中には,無数の山々が飛び込んでくるはずだ。私達の住む甲府盆地の周囲には,富士山をはじめとして,南アルプス,八ヶ岳連峰,奥秩父連山など3000m級の山々の雪をいただいた白い峰々が高さを競うように並び立っている。さらに,これら高峰の前には,木々に覆われて黒々としたシルエットを見せている御坂山地や巨摩山地などの2000m級の山々が,視界を遮るかのようにたちはだかっている。これら無数の山々は,それぞれが実に個性溢れる顔付きをしている。そして、さまざまに移り変わる季節の変化の中で,多彩な表情を私達に見せてくれる。
 ところで,君はこれらの山々の名前をいくつ知ってるだろうか。「山の都」に生れ育ったわりに山には無関心で,富士山と八ヶ岳しか知らないのなら,もう少し努力をして覚えてみよう。さいわい今の時期は湿度が低く,一年中で最も空気の透明度が高い,山を見るのには格好の時期。冬の日に照らされて光る山々の名前を覚えながら,山々の歴史にも思いを馳せるのはどうだろう……数億年前に海の底にたまった堆積物は,どんな力を受け,どのような経過をたどって南アルプスの峰々や巨摩や御坂の山々を作ったのだろうか。数百年〜数十年前に激しい火山活動をして次々に誕生していった盆地の東〜北に連なる山々や八ヶ岳連峰。きっと幾度も熱い溶岩の流れや火山灰が盆地を覆い尽くしたことだろう…などと。山々の名前を知って山と知り合いになろう,山はいろいろな自然からのメッセージを君に届けてくれる。

西高屋上から見える山々


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