天気についてのことわざあれこれ…その2 
        雪の翌日は継子の洗濯
                 …天気現象,動物・植物,習慣編

 冬休みに1年生が調べてくれた「天気についてのことわざ」のうち,今回は天気現象や動物・植物,人の生活習慣に関係するものを選んでみた。これらの中には,願望や教訓じみたものも含まれているが,多くは,先人達が日々の生活の中から見出だしていった貴重な生活情報だといえる。これらの中に「雪の翌日は継子の洗濯(雪の明日は赤子の洗濯とも言う)」と言うのがあった。継子とは,血のつながりのない子供のこと。親にあんまり可愛がられないので服も少なく,洗濯をするのなら,必ず晴れる雪の翌日するのが良いと言った意味が込められている。…なぜ雪の翌日は晴れるのだろう。
 日本列島に雪が降る仕組は,太平洋側と日本海側とでは大きく異なっている。いずれの場合も上空に寒気が存在することが基本になるが,日本海側では,西高東低の冬型の気圧配置が強まって,大陸から季節風が強まる時に降る。これは,暖かい日本海で多量の水分の補給をうけた大陸からの季節風が,日本列島中央部の山々を越える際にこの水分を放出するためだ。これに対して,太平洋側では,逆に冬型が弱まって台湾付近で発生した温帯性低気圧が強まりながら太平洋側を北上し,南から水分を供給する時に降る。低気圧は移動速度が非常に大きく,一日もたてばオホーツク海に達して非常に発達するので,気圧配置は再び西高東低の冬型に戻って,太平洋側では,冬晴れの一日になる。雪は空気中のチリやホコリをきれいに洗い落としてしまうので,澄んだ青空が拡がって絶好の洗濯日和になってくれるという訳なのだ。
 夕焼けの翌日は晴れ。
 風が吹くと、星がきれい。
 朝焼けの日は曇る。
 霜の多い日は晴れる。
 三日続けて霜が降りると雨になる。
 朝霧がかかると、その日は晴れる。 朝霧と女の腕まくりは晴れる。
 西風の強い日は、天気が良い。
 夜、星がよく見えると、次の日は晴れる。  寒くなる。
 月に傘がかかる、翌日天気が崩れる。 月に輪がかかると
 西の空が曇ってくると雨になる。
 入日よれけば。明日天気。
 何回も雪が降る年は、豊作。
 夏の夕焼けは、鎌をとげ。
 朝降る雨は、直ぐに止む。朝雨には、傘はいらない。
 山が近くに見えると、雨が降る。
 山の斜面に霧がのぼると良い天気になる。
 春雷が鳴と寒くなる。
 飛行機雲が出ると雨になる。
 冬、北風が吹けば天気が続く。カラッ風が吹くと晴れる。
 朝虹は雨、夕虹は晴れ。 朝虹はその日の洪水、夕虹は百日の照り。
 夕焼けは晴れ、朝焼けは雨。
 朝もやの昼日照り。
 霜柱が立てば晴れ、霜柱が朝すぐ倒れると雨。
 日没時に空が黄色に見えるときには大風が吹く。(冬〜春)
 大雨の明日は晴れ・ 大雨の明後日は天気が悪くなる。
 東雷雨降らず。 雷三日。
 雨の後に虹が出ると、翌日は晴れ。
 雲が東に飛ぶは雨。
 土用の後ろ寒の前。
 西から雨が上がれば、天気になる。
 西の空が明るく見えると、明日は晴れ。
 春は、雨の時に暖かいと晴れる。
 雲が南から北へ移動するときには、その明日雨になる。
 「寒」が暖かいと凶作。
 朝曇っていると、昼はとても良い天気になる。
 210日は嵐が来る。
 入道雲が立つと夕立が降る。
 蒸し暑いと天気は崩れる。 夏、南が明るくなると晴れ。
 暁の白雲が急に散れば大嵐。
 八十八夜の別れ霜。
 奥山の紅葉が早く、近い山の紅葉が遅いときは雪が早い。
 絹雲が出ると次の日は雨。
 冬の雨は三日降らず。 春に三日の晴れなし。秋の空は七度半変わる。
 甲府で朝から降り続いている雨は、午後には必ず止む(一日中降るのは年に数回)
「天気現象」に関するもの
 燕,トンビが低く飛ぶと雨が降る。
 蛙が鳴くと、次の日は雨が降る。 蛙が明るいうちに鳴くと、雨が降り始める。
 蛙が地面近くに冬眠する年は、冬が温かい。
 猫が顔を拭くと、雨が降る。 猫が耳をこすると、雨が降る。
 猫が顔を洗うとき、手が耳の後ろまできたら雨。
 蚊柱が立つと、雨が降る。 ブヨが多くなると、天気が崩れる。
 クモの巣に雨が付いていると、雨が降る。
 アメンボウを殺すと、雨が降る。
 クモの巣が光って見えたら、晴れ。
 クモは、大風が吹く前に巣をたたむ。
 魚が水面に浮いたら雨が降る。コイが跳ねると、雨が降る。
 ハチが高いところに巣を作るときは、洪水が起こる。
 雨の日に、鳥の声が聞こえると、間も無く雨が止む。
 スズメガ鳴き始めると雨は止む。スズメが水を浴びると晴れる。
 ヨシキリの巣が高い年は嵐がくる。
 牛が干し草を食べると天気が悪くなる。
 トンビが午前中に舞うと雨になり、午後舞うと風が吹く。
 トンビが空高く飛ぶと大風が吹く。
 コウモリが三匹以上一緒に飛んでいると、激しい雨になる。
 秋、早く熊が里に出る年は大雪。
 朝トビに蓑を着よ、夕トビに笠を脱げ。
 渡り鳥が早く来ると寒気が激しい。降雪も多い。
 鴨の大群が早く来ると早雪がある。
 赤トンボの群れが高く飛ぶと翌日は雨。
 赤トンボが頭に止まると明日は晴れになる。
 朝、犬が鼻をなめると雨が降る。
 アリ,アメンボウ,クモを殺すと雨が降る。
 ヘビが木に登ると雨が降る。
 犬のヒゲが下がると雨。
 ツツジの花びらが開いていたら、晴れる。
 トウモロコシの根が高くなると、その年は嵐がくる。
 竹の葉から露が落ちると晴れ。
 稲束に露の多い日は晴れ。
 落葉が早ければ雪が早い。
「動物」や「植物」に関するもの
 神経痛が痛くなると、明日は雨が降る。
 あかぎれが痛むと、雨。 北風が強くなる。
 傷口がかゆくなると雨が降る。
 お寺の鐘(電車の音)が良く聞こえると雨になる。
 元旦が雨なら、一年中雨が多い。
 かまどの煙が真っ直ぐ昇れば晴れ、たなびけば雨。
 三味線、,太鼓の音が濁るのは、雨の兆し。
 御飯粒がちゃわんから取れやすいと雨。
 汲み取り式の便所が臭くなると雨が降る。
 雪の明日は、継子の洗濯。
 秋の夕焼け鎌をとげ、秋の朝照り隣へ○○。
 煙草が乾くと天気が良い。
 家に煙がこもれば翌日は雨。
 ゲタ(靴)を投げて表だと晴れ、裏だと雨。横だと曇り。
 てるてる坊主を逆さに吊るすと雨。
 茶柱が立つと天気が良い。
 小さい子供がお茶を飲むと、強い風が吹く。
 障子が湿っていると、雨か雪が降る。
「人・習慣」に関するもの
セツブンソウ (節分草) Franthis Pinnatifida M [きんぽうげ科]
 2月の中旬,節分草が咲きはじめたとの便りを聞き,芦川渓谷へと出掛けていった。道にほど近い民家の裏にある木陰一面に,小さな白い花をつけたこの草が群生していた。春とは暦の上だけの節分の頃,他の花に先んじて咲き始めるところから「節分草」と呼ばれている。
 地下の塊茎から伸びた10p程度の柔らかい茎の先に総包葉がつき,この中心から伸びた花柄の先に 2p位の白色の花をつける。花びらのように見えるのはがく片で,中に小さく見える黄色ものが本当の花びら。

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